【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
「ちーちゃん。私はまだわからない事がいっぱいなんですけど、由香里さんも普通の家…堅気っていうんですか?そういうところからお嫁に来ましたよね。ちーちゃんもそうなんですよね?他にもいらっしゃるんですかね?」
「そうね。姐さんも堅気のお嬢さんだったわ。健気な方でね…まぁ今では立派な姐さんだけど相当な苦労をされたと思うわ。白川組は行ってる?」
「はい。奥様は幸恵さんで若奥様は冬子さんですよね。」
「うんうん。幸恵さんは堅気からよ。冬子さんは極道の娘…まぁどこか言ってもゆーちゃんはわからないかな?」
ちーちゃんもゆーちゃんと呼ぶのが少し気恥ずかしそう。
「相楽組の理恵さんも堅気、二宮組の麻衣子さんも堅気よ。あとはどうだったかしらねぇ…。」
「え?理恵さん堅気なんですか?全然見えません。」
言ったあと慌てて口を抑えると
「理恵さんも知ってるのね。あの人は最初から極道の女みたいだった。肝が据わってたわ。」
クスクスと楽しそうに笑ったあと
「麻衣さんには会ってない?」と聞かれた。