【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


二宮組は事務所の花を活けに通っていてお宅へは伺っていない。


「組の事務所なのでご自宅へは伺ったことがないんです。」


「そうなのね。麻衣さんは身体が弱いから床についている事が多いせいね。私も何年お会いしていないからしら。」


二宮さんも何もそんな話はされていなかったからまったく知らなかった。


病床にいるのならなおさらお花でも飾って少しでも楽しんでいただけたらと思うのに。


「今度、奥様へのお見舞いのお花を二宮さんへお渡ししてみます。」


「そうね。お代は私が払うから連名で渡してくれない?」


「ちーちゃん…ここは割り勘ってことにしません?」


「え?」


「お互いの気持ちをお届けするんですから。」


「そうね。そうしましょうか。」

ちーちゃんはクスッと笑い


「上条のちーちゃん 花屋のゆーちゃんって書きます?」



2人で大笑いをした。
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