【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
いつになく甘えてすり寄る私に
「抱いてやるよ。」
耳元で囁く隼の甘いバリトン。
「不安も怖さも考えられなくしてやるよ。」
そう言って満足気な顔をしてキスを落としてくる。
「結衣、この心のリハビリは最高だよな?」
なんてそれはもう大喜びのご様子で
それでも触れる手も落とすキスもいつもよりずっとずっと優しいから
留まることをしらないぐらいに隼を求めた。
ハヤト…ッ…ハヤト…
「あんま煽んじゃねーよ。優しく出来なくなんだろ。」
そんな乱暴な言葉と裏腹にどこまでも優しく私を溶かし続けた。
そっと私を抱き寄せ額にキスを落とすと
「色気の次は食い気に走りたくなっただろ。」
隼がクスクスと笑い
「飯行くぞ。」
「うん。」
起き上がると食堂へ行く仕度をし、しっかりと私の手を繋いで歩く隼。
「三浦いねーから迷うなよ。」
「食堂までは神の印があるのよ。」
そんな会話に、変わらない日常を思い出し安堵する。