【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
「隼は今日は出る?」
「大丈夫か?」
「大丈夫。」
「不安になったらすぐ電話してこいよ。」
「うん。三浦さんのお見舞い行っていい?」
「また三浦かよ。」
隼はそう言いながらもちっとも怒ってなくて
「親父、結衣が三浦んとこ見舞いに行きたいって。誰つけんのがいいか。」
「結衣は誰と行きたい?」
響さんに聞かれた。
だけど三浦さんじゃなきゃ迷うことは何にもない。
「植木さん。」
「あっはははは。よし植木と行け。植木を連れ出せるのは結衣ぐらいだ。」
隼も由香里さんもクスクス笑っていて
「ねぇ…また変な事言った?ちょっと教えてよ。植木さんじゃなくてもいいから。」
「イヤ、大丈夫だ。植木も喜ぶ。」
「そうよ。バシッとスーツ着てくるわよねぇ。あははは。」
笑われているのだから何だか失敗したのはわかる。
だけど何がいけなかったのか教えてくれないの理解は出来ない。