【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


料理が食べ終わると


「パフェは一度にお持ちしてよろしいですか?」


なんて余計な事を聞いてきた。


笑いそうになりながら



「あぁ食べ比べるから大丈夫です。食べられなかったら食べてね。」


「食えるかな。」


「甘ぇんだろ?」


何も嫌いなフリをしなくてもいいんじゃないかと思ったが


男のプライドなんだろう。



そして私の前にパフェが3つ。


心配したがスプーンもちゃんと3つ来た。


「結衣さん、ありがてぇ。」


「存分に召し上がれ。」


「うめぇ。」


「美味しいですね。抹茶も食べてみて。」


「どれ、おおぅ うめぇな。」


「おっ、次は抹茶にするかな。」


「このチョコのついたバナナいい?」


「あぁ食ってくだせぇ。」


「ほら結衣さん栗も入れてあげやしょう。」




誰がこの壁の内側で藤堂組のやくざがパフェを食べていると思うだろうか。



しかも1人は鬼の植木だなんて事は、絶対に極秘事項だ。








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