【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


数日間かけて手伝いをした由香里さんは家の中の構造をイヤでも身体が覚えていた。


襖が外されているからなおさらどこで曲がっているかも一目瞭然。


あった場所へと襖を戻す作業でも、この角の先とか、この並びとか


身体に植えつけられたいたらしい。


あまりの響さんの確信犯的な行動に私は身体が震えるほど笑った。


由香里さんも


「走りながら、あぁ私は響の事が好きなんだ。」ってその時に思ったって笑っていた。


逃げ切って響さんが迎えにきたとき、安堵する由香里さんの横で


「嫁になることを認める。」


先代に言われたときにも由香里さんは意味がわからなかったそうだ。


私と同じように響さんに説明を求めると


「由香里、俺と結婚してくれ。一生かけて由香里を守る。この通りだ。」


手をついて頭を下げたそうだ。





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