【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
「植木は元気か?渡辺もまだ続けてくれているのか?」
お爺様の問いかけに
響さんも由香里さんもそして当然隼も大笑いをはじめ
「植木なんざぁ結衣にデレデレよ。昨日なんて植木が笑い上戸だって初めて知った。」
響さんは思い出したように大笑いをはじめ
「植木は、結衣に嫌われたら死にてぇぐらいだとよ。」隼が吹き出した。
「渡辺…アハハハ…結衣が洗い場手伝わせろって言ってね…最初は慌ててたんだけど今はもう可愛くて仕方ないみたいで、結衣とお茶を飲むのを楽しみにしているのよ。」
お爺様とお婆様もびっくりして
「結衣さんは洗い場をしているの?」
お婆様に聞かれた。
「居候だったので、何もしないわけにはいきません。働かざるもの食うべからずです。」
舌を出して言うと
「あぁそうだな。」お爺様が笑い
「植木が怖くないんだな。」って大笑いをするから
「怖いっていうのが逆にわからないんです。本当に優しくていろいろな事を教えて下さって本当に感謝しています。」
「傘下の中でわしらの他に植木が怖くないやつがいるなんてなぁ。」
お爺様が笑えば
「あら、私は怖かったですよ。佐和子や由香里が怒られているのを聞くとビクッとなったし、響を叱っている時なんか心臓が止まりそうだったわ。」
お婆様は可愛いらしく肩を竦めてクスクスと笑っている。