【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
「お婆様にはお優しかったんですよね?」
「あら…お婆様は悲しいわ。志摩子にしてちょうだい。」
そんな言葉に思わず吹き出し
「はい。志摩子さん。」と言い直すと嬉しそうに笑いながら
「そりゃね、叱るなんてことは間違ってもなかったけど怖さは別ものよ。あの忠誠心にも頭が下がるわよね。」
「あぁ。あいつには男の俺でも惚れるわ。」
お爺様の言葉に響さんも隼も大きく頷いていた。
その後で隼が
「植木は結衣に白旗挙げたんだよ。かなわねぇ降参だってな。」
ゲラゲラと笑いだし
「あら、植木が敵わない相手なら私もすでに降参だわ。」
志摩子さんがクスクスと笑って
「あぁ敵わねぇな。」ってお爺様も笑った。