【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


「お婆様にはお優しかったんですよね?」


「あら…お婆様は悲しいわ。志摩子にしてちょうだい。」


そんな言葉に思わず吹き出し


「はい。志摩子さん。」と言い直すと嬉しそうに笑いながら


「そりゃね、叱るなんてことは間違ってもなかったけど怖さは別ものよ。あの忠誠心にも頭が下がるわよね。」


「あぁ。あいつには男の俺でも惚れるわ。」


お爺様の言葉に響さんも隼も大きく頷いていた。


その後で隼が


「植木は結衣に白旗挙げたんだよ。かなわねぇ降参だってな。」


ゲラゲラと笑いだし


「あら、植木が敵わない相手なら私もすでに降参だわ。」


志摩子さんがクスクスと笑って


「あぁ敵わねぇな。」ってお爺様も笑った。




< 246 / 490 >

この作品をシェア

pagetop