【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


「俺も隼も白旗あげてんだよ。」

響さんの呟きに


「結衣、6連勝だな。」って隼が身体を震わせて笑った。


「え…っは…はい。植木さんを切り札に使っちゃったみたいな感じ?」


隼に聞くと


「おぉ、たった数カ月で植木を切り札に使えるやつには誰も敵わねえよ。」



そんな事を言うから私の植木さんへの接し方が間違っていたんだと気づいた。


最初から優しくして下さった植木さんだった。


わからない事も間違いも教えて下さった植木さん。


だけど植木さんに対する接し方の間違いだけは教えてくださらなかった。



「隼…どうしよう。何て植木さんに謝ったらいい?お土産もって謝りにいくから部屋まで連れていってくれる?どうしよう…。」


「結衣、態度を変えられたら俺たちがしめられる。勘弁してくれ。」


「そうよ。やめてよ結衣。」


「結衣、いいんだ。植木の機嫌は結衣にかかってるんだ。」


響さんが両手を合わせて拝むように言うから困った。


「先代、何を結衣さんにお話になられたんですかい?なんて電話がきても困るぞ。」とお爺様が笑い


「その電話は私もとりたくないわ。」なんて志摩子さんも笑う。






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