【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
「ねぇ。隼…。」
「外に出てりゃ、まして傘下のところに行きゃぁまた巻きこまれることが絶対にねぇとは言い切れねぇ。それがこの世界だ。だけど結衣は行きたいんだろ?」
「隼が絶対にダメって言えば行かないよ。でも何もない事の方が可能性としては大きいから行きたい気持ちはある。それに隼が絶対助けてくれるし、三浦さんも退院してきたら来てくれるもの。スーパーマンだよ。」
私が笑顔で言うと
「あぁ。今まで以上に傘下のやつらも警護する。そのぐらい結衣に来て欲しいんだよ。だけど来てくれって言い出せないんだ。あれだけの怖い思いをしたんだ。口が裂けても言えねぇだろう。」
「ダメなの?そういう決まりがあるの?」
隼の顔を見てもまたみんなの顔を見ても微笑んでいて
「怖くなって行けないって言わないんだ。」
由香里さんが聞いてきた。