【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
「この世界に結衣を深入りさせたくなくて、あれこれ悩んでたけどもうやめた。結衣も腹くくれ。覚悟を決めろ。」
隼は私にそう言った。
「俺が守ってやるから黙って守られてりゃいい。」
深い意味まで理解出来る状態じゃなかったけれど
恐怖の後でその言葉がとても力強く頼もしく感じていた。
「拒否権なかったけどね。」
私が思い出して吹き出せば
「まぁ…あるわけねぇな。」なんて司も吹き出した。
その後で、二宮さんの事件の話しを始めた。
私の様子を伺いながら話しをするので、思い出して怖がらないか心配しているようだ。
だから、小さく笑いながら司の話しに頷きながら聞いていた。