【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
冬の露天風呂は長湯が出来て気持ちがいい。
ぽかぽかになって浴衣を着て
座椅子に寄りかかると
「ねぇ…携帯の電源いれてみて。」
由香里さんは楽しそう。
「うっ…見るの怖い。」
しかめた顔でバッグの中からスマホを取り出し
電源をいれると恐ろしいほどの着信履歴。
「見て!」
「メールもすごっ。」
結衣、どこだ。
結衣連絡くれ
結衣 悪かった。
一行しか書かれていないメールが数えきれないほどある。
「由香里さん…帰ってから本気で私怖いんですけど。」
「まぁ…それみたら怖いよね。」
私が電源を落とすと
「え?また落とすの?」
「眠れない夜を過ごさせるおつもりですか?」
「あぁ…それは帰ってから襲ってくるものね。」
「由香里さ~~ん。」