【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
「結衣ちゃん?」
由香里さんが驚いていて
「私ね、ほんとすっごい怒ってるんですよ。そばにいたら殴っちゃうんじゃないかってぐらい怒ってるんです。」
「そりゃ相当だ。」ってほんと由香里さんは楽しそうに笑った。
「パパにも怒ってますからって言いましたよ。」
「私が怒るより効いてるわ。」
膝を叩いて笑い出したけれど
「そんなことないですよ。今朝、しょんぼりしてお出かけになりましたよ。」
今朝の様子を伝えると笑顔が一変して不満顔。
「人に秘密は持つなとか言って自分は内緒にしてたってどういうことだっていうのよね。」
「まったくですよ。私がちょっとでもぶつけたり怪我すると心配したり怒ったりするくせに自分は自ら身体に傷つけるって何?はぁ?って思いっきり言ってやりました。」
「響もやっぱりいれたいのかね。」
「どうなんですかね。隼が入れたら私もいれるからねって捨て台詞のように言っちゃいましたよ。」
「あははは。結衣ちゃん意外なほど強いわね。」
「だから やるときゃやる女なんですよ。そのぐらいイヤなんですよ。」
三浦さんも河本さんも、あたふたと困っている様子だったけれど
隼からもう携帯に電話が鳴り響くこともなく
「三浦さん、ちゃんと仲直りはするから心配しないで下さいね。」
三浦さんを見て伝えたらすごくホッとした顔をしていた。