【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
2人で夜の海を眺めていると
ガラッと露天風呂の入り口のドアが開き
え?と思って振り返ると
「結衣。」
隼の姿で
「ギャーッなんでここがわかったのよ。」
由香里さんの後に隠れた。
「響もいるの?」
「あぁ親父に聞いた。」
「部屋で待ってなさいよ。」
由香里さんが怒って隼を追い出してくれたけど
「ねぇ…相当やばい気配がしまくりなんですが。」
「結衣ちゃん…しめられるよ。」なんて由香里さんは笑ってる。
「でも、絶対に譲れない。気持ちがわかっても譲れないんです。」
「それなら、頑張りなさい。」
「はい。」
湯船から上がり部屋へ戻ると響さんと超不機嫌な隼が座ってた。
「いやぁ、いちかばちかで来たら大当たり。」
嬉しそうな響さんに
「何のよう?」
由香里さんも冷たい。
隼からは痛いぐらいの視線が刺さりまくりで全身に穴があきそうだ。
それでも、私の身体からも怒りが沸き出てきて何か言われたら爆発する
まさに一触即発の状態。
解決策すら見つからないままだ。