【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
「結衣ちゃん?あははは かるたじゃないんだから。」
前で響さんと喧嘩の途中の由香里さんが聞こえたらしい私の言葉につっこみを入れてきた。
だけど私も時折聞こえてくる響さんと由香里さんの言いあいに
「ママ、今の響さんの言葉怪しいです。」
お互いの喧嘩にも相の手をいれながら
堅気の女が極道の女になる決意がどんなに大変なものか
由香里さんがどんな思いをしてきたか
それを思うとまだまだ駆け出しの私だけど
その思いをうやむやになんかしたくなかった。
刺青なんか入れなくたって覚悟なんか出来るんだ。
由香里さんと私の怒りのボルテージはMAX状態で
「結衣、言ってやりなさい。」
「ママ、言ってやりましょ。」
私は隼に向かい
由香里さんは響さんに向かい
「堅気から極道の女になる決意したのよ。」
「腹くくった堅気の女の気持ちを…あんたら」
「「舐めたらあかんぜよ。」」
言い終わると由香里さんと2人でスッキリした顔を見合わせた。