【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


響さんも隼もきょとんとしていたけど


隼はすぐに私を抱きしめてきて


「結衣、あぁお前は強い。俺も降参だ。」


そんな事を言うからホッとして涙が零れた。


だけど響さんにもどうしても言いたいことがあった。



「響さん、ママがどんなに大変な思いをしてきたかちゃんとわかってますか?堅気の人がいないとこに飛びこんだママは?ここまで来るのにどれだけ苦労したのかと思うと、本当にせつないですよ。堅気の女が腹くくってここまでくるってどれだけ大変だと思いますか。響さんがそれをわからないなら私がママを守ります。」


私は相当鼻息が荒かったと思う。


何を生意気なと言われても仕方ない。


でも、いつも大事にしてくれる由香里さんを私も守りたかった。



「結衣…もうホント可愛い。」


由香里さんは隼の手を払いのけると私を抱きしめて


「あぁ~もうあんたら2人いらない。結衣がいればいい。」ってクスクス笑い


私も「それもいいですね。」って涙を拭いてクスクス笑った。
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