【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
コーヒーでも飲もうと喫茶店のある階に移動し
2人でゆったりとコーヒーを飲んだ。
部屋へ戻ると配膳も掃除も終わっていて
「結衣眠いでしょ。」
「ママもですよね。寝ましょうか。」
ガラガラと引き戸をあけるとそこはベッドで
「ぁ…こっちはベッドなんですね。向こうはお布団でした。」
「ベッドで良かったね。布団敷く元気ないよ。」
「えぇ。これっぽっちも。」
マフラーを外し、寝るために浴衣に着替えようとすると
「結衣…ほんとご愁傷様。」
由香里さんがゲラゲラと笑い
「でも、可哀想で怒れなかったです。」
「そんなにしょげてた?」
「かなり。」
ベッドに横になると、数秒で瞼が閉じどちらが先に眠りについたかもわからないほどだった。