【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
鞄の中から荷物を取り出し洗濯機へ入れてスイッチをいれているとスマホが鳴った。
「隼?」
「ついてるか?」
「うん。」
「植木に叱られたか?」
「ううん。連絡したから安心してたって。でも心配かけてすみませんって謝った。」
「植木には連絡したんだ。」
「私は番号知らないから三浦さんに伝言頼んだ。」
電話の向こうで隼は笑いながら
「何てことづけたんだ?」
「心配しないで下さい。由香里さんと一緒ですってことと、堅気の女と極道の男で首をとるかとられるかの勝負です。応援してください。って言った。あはは。」
隼は楽しそうに笑いながら
「ほら急げもう着くぞ。」
「入らないで待っててね。」
私はスマホを置くとすぐに部屋を飛び出し
玄関を目指して小走りで進んだ。