なんで私が芸能人ッ!?
*******************そして放課後、りまの家にて***************************************
家に帰った私はとりあえず制服を脱ぎ、部屋着に着替えた。
そして布団に仰向けになって目を閉じる、
……………叔母さんと会うの、久しぶりだなぁ。
お母さんそっくりの顔であの目を向けられるのが、私は苦手だ。
叔母さんは優しいけど……好きになれないのはお母さんそっくりな顔のせいだろうか。
しばらくぼーっとしていると、
ピーンポーン………
あっ……、叔母さんだ。
インターホンがなって、下まで降りていった、
「りま、久しぶりだね。」
優しい微笑みを浮かべてそう言った叔母さん。
お母さんと顔はそっくりだが、叔母さんは柔らかい雰囲気をまとっている。
もちろん、かなりの美人だ。
「お久しぶりです、叔母さん。
……それじゃ、中へどうぞ。」
叔母さんを中へと通す。
無愛想に見えるって?
ううん、これが私の普通。
「……今日はりまをCMで見たから来たの。」
一階のリビングにつくなり、そう切り出した叔母さん。
いや、同じ階だし客間でもよかったんだけど身内だしリビングで良いかなって。
「ああ……そのことですか。」
「りまがメガネを外してTVに出るなんて信じられなくて……。
お母さんにはもう話しはしてある?」
「いえ……、社長さんが事情をわかってくださってるのでそこは黙認してくれています。」
「やっぱり………。
あの子が、りまを芸能人にすることを許すはずがないもの。」
あの子っていうのは、お母さんのことだろう。
「え……、どういう意味ですか?」
「りま………。ごめんなさいね。
あなたがあの子に辛く当たられているのは………
私のせいなの。」
「……………え?」
お母さんが私を嫌ってるのは、叔母さんのせい……?
それって、どういうこと…?
ていうか、なんで叔母さんはいきなりこの事を?
今まではずっとそこに触れてこなかったのに……。
いや家族全員、それをタブーだとでもいうようにスルーしてきたことなのに。