なんで私が芸能人ッ!?
「うわぁ……。すごい…………。」
早速部屋をチェックする生徒達。
もちろん私と羅奈ちゃんも……なんだけど。
「すごいすごい!!めっちゃ豪華だね、りまっ!!」
「うん……。」
ほんとに豪華。
二人一部屋なんだけど、中にまたいくつか部屋があってトイレとお風呂を除くと全部で3部屋!!
今日1日しかいないのに、洋風のリビングとベッドルームと和室。
「これだと明日のホテルも楽しみだね~!!」
「……うん、そうだね。」
こんなに驚いてるけど、羅奈ちゃんは旅行とかもっと大きい部屋なんだろうなぁ………。
私は家族旅行なんて行ったことないからびっくりしてるけど。
「それじゃあ、どうせ自由行動だし回ろーか。」
羅奈ちゃんの提案には、
「うん!!!」
頷くしかないよね!!
**********************夕方************************************
「あ~、楽しかったねぇ。」
「うんっ。………羅奈ちゃんのファンが大変だったけど。」
「あははー、ごめんね。
でも、りまも素顔になればモテるのにね。」
「そんなわけないじゃん。」
「えー。」
そんなことを話す私と羅奈ちゃんは部屋に戻ってきたとこ。
茶畑とかお土産屋さんとかいっぱい行ってきたんだけど、特にお店だと羅奈ちゃんのファンがすっごいの!!!
お荷物お持ちしましょうかって、お前は執事かっ!!って感じだよね。
「あっ、そういえば今日相馬先輩達に会わなかったねー。」
「そ、だね………。」
なんとか今日は回避できた。
「ん?どーした、りま。
先輩となんかあった?」
「ーーーっ!!!!
なんでわかったの!?」
「りまがわかり易すぎるのー。
………話しにくいなら、とりあえず露天風呂行く?」
「なな、なんでそうなるの!?」
なんの脈絡も無かったよね!?
「お風呂でゆっくりしながら話す方が良いかなぁって。」
「でも………。」
部屋のお風呂とは別に共用の露天風呂があるんだけど、かなりたくさんの人がいるはずだ。
メガネとか外す機会があったら………。
「だいじょーぶ!!
理事長に話して、5時くらいからお風呂使えるけど6時30分まで使えないことになってるから。」
うわぁ………今は4時30分だし、一時間は入れそう。
「羅奈ちゃんありがとう!!!じゃあ、露天風呂行こうっ。」
「うん、5時までまたないとだけど。」
「じゃあ用意だけしとこ!!」
「ん、そーしよっか。」
そして私たちは笑顔でお風呂の用意を始めた。