ラブソングは舞台の上で
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小鳥のさえずりで目覚める喜び
あたたかいスープがくれる幸せ
明日を夢見てぐっすり眠れること
大切な人が笑っていること
平和を守ろう 愛を育もう
明日もみんなが幸せであるために
平和を祈ろう 愛を語ろう
未来の人たちが幸せであるように
平和を守ろう 愛を育もう
明日もみんなが幸せであるために
平和を祈ろう 愛を語ろう
未来の人びとが幸せであるように——……
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「ちょっと詩帆さん、何見てんですか!」
私が怒っても、詩帆さんはDVDを見ながら楽しそうに笑い続けている。
「超懐かしいね。晴海くんの公開プロポーズ。前説のとき、王子が姫にサプライズで本気告白するからってクラッカー配られたんだよねー」
そう、全ては劇団のみんなと観客が仕掛けたサプライズだった。
後から思い返せば、心当たることはたくさんある。
会場入りしてすぐ、晴海が卓弥さんや照明さんと打ち合わせていたのは、前日にズレた部分の調整ではなく、サプライズの段取りだった。
楽屋でみんながコソコソ話していたのも、最後の舞台に思いを馳せていたわけではなく、私に聞こえるように話せなかったから。
ともちゃんがメイク中に晴海の話題を出したのも、私の気持ちを確認し、不安を煽るためだったという。
そして、前説が始まってすぐ、タカさんが私を楽屋まで連れていったのは、観客に協力を仰ぐ前説を聞かれないためだったというわけだ。
「恥ずかしいから消してくださいよ! ていうか引っ越しの手伝いに来てくれたんじゃないんですか?」
「妊婦をこき使う気?」