ー浅葱色に染まるー


「おいさのーこえーよーなんか出そうだよー」


「そりゃ肝試しなんだから怖いのは当たり前だろ」


「しんぱっつぁんだせー」


あそこにいるのはさのと新八と平助か?


良かった....これで皆のいる場所がわかる


とりあえず三人と合流しよう


そう思って俺はさらに三人に近づいていった


ガサッガサッ


「さの、平助....なんか音がしねぇか....?」


「あ、あぁ....何かが近づいてくるような....」


「な、なんだ!?」


三人にようやく追いついて俺は真ん中にいたさのの肩に後ろから手を置いた


『おいさ....』
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