甘く響く
そのあと
応接間に通されて
ゼルの淹れてくれたコーヒーを飲んだ
「実は、リンリンが咲いたといってもまだほんの一部なんです。20%程度ですかね。」
今日のお菓子はカップケーキだった
上に乗ったクリームを見て
リーゼのことを思い出したがすぐに消した
「私、何もしてません。散歩していただけです。」
「ええ。自分も見ていました。あの綺麗な足に何か秘密でもお持ちですか?」
冗談ぽく言うゼル
レイは綺麗な足、と言われまた洗ってもらった時のことを思い出してしまった
その時、入り口のドアからノック音がした
ゼルが小さく返事をして
ドアがゆっくりと開く
「失礼します。アル様からお話があります。」
丁寧に頭を下げて
男性が一歩引くと
アルが花束を持って入ってきた
「あなたは妖精だ!」
入ってくるなり両手を広げて叫ばれて
レイは口に含んだコーヒーを吹き出しそうになった
「今日はぜひ!うちで夕飯を食べて行ってくれ!悪いとは思ったけどレイさんのお母さんも呼んだからね」
そう言いながら花束をわたしてくる
どうやらこの花束はレイの店で買ったようだ
「あの…えっと…?」
困惑するレイの肩にぽん、と手を乗せ
アルは泣いたマネをしてみせた
「聞いたよ。お父様は若い頃に他界して、あの花屋をお母様と二人切り盛りしてきたんだろう?」
「え…えぇ…でも…」
「ジーンさんはとても素敵なお母様だ!食事に誘ったら快く受け入れてくれたよ」
なにがあったのかわからないけど
アル様が母を気に入ったようだった
レイはばれないように小さくため息をついた
応接間に通されて
ゼルの淹れてくれたコーヒーを飲んだ
「実は、リンリンが咲いたといってもまだほんの一部なんです。20%程度ですかね。」
今日のお菓子はカップケーキだった
上に乗ったクリームを見て
リーゼのことを思い出したがすぐに消した
「私、何もしてません。散歩していただけです。」
「ええ。自分も見ていました。あの綺麗な足に何か秘密でもお持ちですか?」
冗談ぽく言うゼル
レイは綺麗な足、と言われまた洗ってもらった時のことを思い出してしまった
その時、入り口のドアからノック音がした
ゼルが小さく返事をして
ドアがゆっくりと開く
「失礼します。アル様からお話があります。」
丁寧に頭を下げて
男性が一歩引くと
アルが花束を持って入ってきた
「あなたは妖精だ!」
入ってくるなり両手を広げて叫ばれて
レイは口に含んだコーヒーを吹き出しそうになった
「今日はぜひ!うちで夕飯を食べて行ってくれ!悪いとは思ったけどレイさんのお母さんも呼んだからね」
そう言いながら花束をわたしてくる
どうやらこの花束はレイの店で買ったようだ
「あの…えっと…?」
困惑するレイの肩にぽん、と手を乗せ
アルは泣いたマネをしてみせた
「聞いたよ。お父様は若い頃に他界して、あの花屋をお母様と二人切り盛りしてきたんだろう?」
「え…えぇ…でも…」
「ジーンさんはとても素敵なお母様だ!食事に誘ったら快く受け入れてくれたよ」
なにがあったのかわからないけど
アル様が母を気に入ったようだった
レイはばれないように小さくため息をついた