彼は、魔法使い
「さっき、言っただろ」


、、、言ったには、言った。


だけど、あたし許可なんて出した?


こっちは、出したつもりなんてなかったんだけど!!


「ちょっと、待ってよ。あたしは、、、」

「すいません。もう時間がないので、、、お願いします」


いや、、、


頭を下げられても、困るんですけど、、、


しかも、擦れ違う人たちに見られてるし。


これじゃ、まるであたしが悪いことでもしてるみたいじゃない。


「、、、わ、わかったわよ」


あたしだって、ヘアーショーに出たことがある。

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