彼は、魔法使い
あたしは言われたままに、彼らに付いていく。


省吾さんは、ショーのスタッフと何かを話す。


あたしが今居るのは、どうやらステージの裏側らしい。


こっそりと、ステージを除く。


ステージには5人の美容師たちが、モデルのヘアアレンジをしていた。


、、、なんか、みんな似たり寄ったり。


もっとこう、1人1人の個性を出せばいいのに、、、


モデルもスタイリングしてる人も、みんな別の人間なんだから。


これじゃ、同じ人間が手掛けたみたい。


「ありがとうございました。じゃ、次の方々お願いします」


ステージの上にいる司会の人が言う。


「行こうか」


省吾さんに言われ、一緒にステージへと上がった。

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