彼は、魔法使い
2人の人生だから、あたしが口出しなんて出来ないけど、、、


そんなことを思っていると、いつの間にかスタイリングは終わっていた。


そして、ステージを下りる。


控え室に戻ると、さっきの男が待ち構えていた。


「省吾」


男は、省吾さんに話しかける。


あたしは、彼らのブースへと向う。


省吾さんが手掛けた、スタイリングを見るために、、、


、、、やっぱ、こんな感じか。


腕は悪くないが、つまらない。


自分の髪に手を伸ばしながら、思う。


省吾さんと男はまだ、何か話をしている。


てか、ショーってもう終わったんだよね?

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