彼は、魔法使い
そして、この手で、誰かに魔法をかけられる。


自分自身も知らない、あなたに、、、


あたしが、会わせてあげる。


今度こそ、あたしは、、、


あたしが望む、スタイリストになろう。


そう、、、強く、心に決めた。


なのに、、、


あたしには、あの頃と同じ道しか用意されていなかった。


自分が望む、スタイリストとは違う。


周りが望む、自分に、、、作り上げられる。


周りは、あたしではなく、、、


あたしが持つ、この「魔法の手」しか見ていないんだ。

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