彼は、魔法使い
「どうせ、明日も来れば良いでしょ?」


、、、明日?ま、まさか!


「サ、サラさん!?サラさん達も来るんですか?」

「そのつもりだけど?」


なんて、返事をされる。


「なんか、あんのか?」


状況をわからない、伊織は首を傾げる。


「明日。良いモノ見れるかもね?」


サラさん、意味あれげな表情を溢す。


「さ、行くわよ」


そして、サラさんは伊織のことを引きずるように、お店を後にした。


サラさんって、あんな人だったっけ?


そう思いながら、あたしは苦笑いを溢した。


そして、その日のうちに直樹さんから、明日のお店の許可を取った。

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