彼は、魔法使い
「あの、、、あたし、イチカの連絡先知らないん、、、ですよね」

「なら、あたしがイチカのマネジャーに伝えるわ」

「お願いします」


あたしはサラさんに、頭を下げる。


「時間は、どうする?」


明日は、普通にお店の営業がある。


トップモデルのイチカが営業時間に来られたら、お店が大変なことになるだろうし、、、


あ!明日は、アシスタントの指導がない日だ。


「お店の営業が終わった後。お店に来てもらえるように、伝えて下さい」

「わかった」


そう言うと、サラさんは伊織の元へと歩みを進める。


「伊織。ホントに、そろそろ時間が」

「はぁ、わかった」


サラさんの言葉に、伊織が嫌そうな顔を浮かべる。

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