彼は、魔法使い
あたしのせいで、帰れなかったとでも言いたいのだろうか?


「今、帰ります」


あたしは、荷物を手にする。


「家の鍵は、忘れんなよ」


いつの話をしてんのよ!


そう思いながらも、鞄の中身を確認してしまう。


「ちゃんと、持ちました!」


そんなあたしにクッと、笑みを溢す。


ムカつく、、、


「お疲れ様でした!」


あたしはムッとしたまま挨拶し、先にお店を後にした。


なのに、あたしの方が先にお店を出たはずなのに、隣を歩く直樹さん。


その長い足が、今はとても嫌味たらしく見えます。


てか、サッサッと先に帰れば良いのに、、、


なんで、あたしの隣なんて歩くのよ!

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