彼は、魔法使い
「なぁ、お前。歩くの遅くね?」


直樹さんに、そんなことを言われる。


これでも、必死に歩いてるんです!!


自分の足の長さと、あたしの足の長さを考えろ!!


、、、いや、やっぱり考えないで下さい。


あたしが、とても惨めになります、、、


あたしは、勝手に1人で落ち込む。


「何今度は、勝手に落ち込んでんだよ。お前怒ったり、揺らいだり、落ち込んだり、忙しい奴だな」


そう、思うなら気にしなければい良いのに。


「放っといて下さい」


そして、また笑みを溢す。


この人は!初めて会った時から、人のことをバカにし過ぎだ!!


「なぁ、腹減らねぇ?」


そんなあたしの気持ちをお構いなしに、言う。

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