彼は、魔法使い
直樹さんの言葉の意味が、、、わからなかった。


あたしは、顔を上げる。


だけど、あたしはおんぶされている身で、、、


だから、直樹さんの顔を見ることは出来ない。


あたしがスタイリストでいる、理由が、、、直樹さん?


それが、直樹さんにとって何の得があるの?


「、、、なんで、?」


あたしは、直樹さんに尋ねる。


直樹さんは、歩みをピタリと止めた。


目の前に、自分のマンション。


そこでゆっくりと、あたしは下ろされた。


そして、直樹さんはあたしのことを見る。

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