彼は、魔法使い

そして、後片付けをしている悟さんの元へと向った。


「そういえば、してないな。芹香ちゃんの歓迎会」


悟さんは、みんなに聞こえるように大きい声で言う。


「そういえば、そうですね」


瑞穂さんが答える。


「調度明日は店休みだしな～」


省吾さんまで、、、


あたしは別に、歓迎会とかどうでも良いんですけど、、、


「こういう時に、親睦深めるものなんですかね～？」


なんか、さっきから聞いてて、、、


意図があるような気がする。


「だよね～。普通の人はそう思うよなぁ～」


悟さんは、横目で直樹さんのことを見る。