彼は、魔法使い
直樹さんはそれに、大きなため息をつく。


「お前ら、タダ飲みしたいだけだろ」

「変な誤解すんなよ。俺らは純粋に、芹香ちゃんの"歓迎会"をしたいだけだよなぁ~」

「「「もちろん」」」


、、、ハモってる。


そして、直樹さんはもう1度ため息を漏らした。


「、、、わかった。店はいつもの所で良いんだろう」

「「「もちろ~ん」」」


あ、またハモってる。


ってことで急遽、歓迎会が行なわれることとなった。


今日はいつもより忙しくて、さっきまで疲れ切った顔をしてたのに、、、


顔がイキイキしたように見えるのは、気のせいなのだろうか?

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