彼は、魔法使い
これは、職業病だ。


もう美容師(スタイリスト)なんて、辞めたのに、、、


、、、てか、この人はいつまで、人の手を掴んでるのよ。


「あの、、、」

「モデル、引き受けてくれる?」


あぁ、そういえばそんなこと言ってたな、さっき。


って、あたしは、そんなことしている暇なんてない。


今すぐにでも、仕事みつけないといけないんだから、、、


「、、、すいません。ちょ、、、」


断ろうとしてるのに、男はあたしの手を引き、歩き出す。


ちょっと、なんなのよ。


自己中過ぎなんですけど、、、


あたしは振り払おうとするが、所詮女の力。


男に敵うわけがない。

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