LOVEFATE~理由~

“――俺は、英梨が好きだよ――”


そう私に告白した俊ちゃんの気持ちが嘘じゃないって、

どうして揺らがず信じ無かったのだろう





“――初めてって思ってたよりもすっごく痛かったけど、

私は亮ちゃんとそうなれて幸せだった――”


そう語った蘭子ちゃんが、
嘘を付いてはいない



俊ちゃんと蘭子ちゃんは、
肉体的な関係は無かった



それに、セックスだけじゃなく、キスすらしていないかもしれない




俊ちゃんは蘭子ちゃんと付き合っていたとしても、

何か事情があったのかもしれない





“――英梨、なんで俺の言ってる事、信じないんだよ!

蘭子と付き合ってたのは、
形だけで。
付き合ってたって言っても、何もしてないし。
俺は蘭子を好きじゃないのに――”




私の、俊ちゃんは蘭子ちゃんを好きだと思い込んでいた先入観で、

俊ちゃんの事全然信じてあげられて無かった




私、俊ちゃんの彼女なのに



私が信じてあげないと駄目なのに





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