LOVEFATE~理由~
「俊ちゃんは、明日夜バイトだよね?」
「うん。
23時迄には帰って来るから。
明日は、そのまま英梨の部屋に行くから」
「うん……」
明日、夕方私は倉木さんと会う
今日の昼間、予備校から倉木さんに電話をした
俊ちゃんはファミレスのバイト中で、
倉木さんとは確実に一緒に居ない時間
もしかしたら、倉木さんは私の電話には出ないんじゃないかって思っていたが、
すんなりと出てくれた
明日、もしくは近日中に話があるから会いたいと伝える
『――分かった。明日でいいよ。
で、何処で会う?』
「倉木さんの部屋でいいですよ。
私、場所覚えてますから」
『それ、マジで言ってんの?
また俺に襲われるとか考えないの?』
「――倉木さん、私あなたの子供を妊娠してるんですよ。
それでも、襲う気起きますか?」
予備校の非常階段だから周りには誰も居ないのだけど、
内容が内容だから声を潜めた