色の雫 - The seven colors -
フレイモンドにその攻撃は効いたのか、どうやらよろめいているようだった。

「ヴォルト!!今だ!!」

「ああ!!」

ヴォルトは返事と同時にフレイモンドの尻尾目指して走った。途中フレイモンドの腕が自分の方へと飛んで来たが、力をためていない拳は先の攻撃からすれば、威力も速度も半分以下、余裕で躱せた。そして今、ヴォルト目の前にはフレイモンドの尻尾がある。

「これでも……喰らえッ!!」 

ズバッ!!

ヴォルトは思いっきり尻尾をクレイモアで斬りつけた。この渾身の一撃により、尻尾は いとも簡単に切れ、マグマへ落ち、奥底へとゆっくり沈んでいった。

< 51 / 57 >

この作品をシェア

pagetop