ワケあり!?社内恋愛
仰向けで、天井を見上げている那月さんの隣に、
うつぶせで、那月さんのほうへ顔を傾けている自分。
じっと見つめていると、
那月さんの顔がこっちへ傾いた。
「……何?
誘ってんの?」
いつもと雰囲気が変わった瞬間だった。
おちゃらけた様子も、人を小ばかにする様子もない。
色気を帯びた、男を感じる瞳。
でもあたしだって負けたくない。
そのままじっと那月さんの瞳を見つめ続けた。
「……だとしたら、どうします?」
「……」
予想外の返しだったのか、那月さんの瞳が一瞬揺らいだ。
その瞳を細め、ベッドの上に流れるあたしの髪をすくう。
「今、俺……失恋したとこだし、酒も入ってるから。
責任なんか取れねぇよ?」
その言葉に、少なからず傷つく自分がいた。