ワケあり!?社内恋愛
そんなの、最初から分かってた。
分かってて、そこに付け込もうと那月さんを飲みに誘ったんだ。
今、こうやって部屋に上がって
同じベッドに寝転がっているのも、全部あたしの計算。
だから……
「いいですよ」
そう言った瞬間、
あたしの体が反転した。
「もうやめろって言っても、やめらんねぇから」
「分かってます」
上から見下ろしてくる那月さんに
胸の高鳴りを感じながら、背中に腕を回した。
どんな形だっていい。
なんだっていい。
貴方の傷を癒せるのが自分なら……
貴方の傍にいられるのが自分なら……
「抱いてください」