ストレイ・キャット☆シュ-ティング・スタ-
「あぁ、眠ってしまったのか?」
眠りから目覚めたぼくは、虚ろな意識のまま時計に目をやる。
「十一時二十分? 寒い」
ソファーで横になっていたので肌寒い。ぼくはエヤコンのスイッチをONにする。
ぼ−としていた意識が次第に蘇ってくる。
ぼくは久留美にメールを送ったあと、少しの間眠ってしまったことに気付く。あたまの横に転がっていた携帯電話にメールが着信していて、ぼくは急いで開いてみた。
二件の未読メール。
子猫が笑っている。
「久留美ちゃん!」
眠っている間に久留美からメールが届いていた。それも二件もの……。
『ショーゴ君、今までメールありがとう。このままサヨナラなんて寂しいです。あたしのこころは今揺れてるよ……。』
ぼくは驚いた! 自分の目を疑った。そして、もうひとつのメールを開いてみる。身体の内側から何かしらの感情が湧き上がり、微かに震えてくるのがわかる。
最初のメールから二分後に届いたメール。
『電話で話しませんか? 080-〇×○×○です。』
身体中の血液が逆流するかのごとく、ぼくはうれしさのあまり、リビングを飛び跳ねた。
「ウソォ! 久留美ちゃん」
携帯電話の液晶画面を見て、思わず大声を張り上げる! ぼくは急いで返信する。
『ゴメン、泣いてました。嘘! 寝てました(笑)電話していいかな?』
メールを送信する。なぜだか身体が震えてくる。
「夢だろうか?」
ぼくはソファーから立ち上がり、自分の頬を抓ってみる。確かに痛みが走る。これは夢じゃない! 現実だ。
ぼくは大きくバンザイをする。こんなにもうれしさに身体中が包まれたのは何年振りのことだろう。心臓の鼓動が、自分の耳で聞き取れるくらい大きな音を立てている。
“ドクン、ドクン、ドクン”
久留美からの返信メールが届く。開いてみる。
眠りから目覚めたぼくは、虚ろな意識のまま時計に目をやる。
「十一時二十分? 寒い」
ソファーで横になっていたので肌寒い。ぼくはエヤコンのスイッチをONにする。
ぼ−としていた意識が次第に蘇ってくる。
ぼくは久留美にメールを送ったあと、少しの間眠ってしまったことに気付く。あたまの横に転がっていた携帯電話にメールが着信していて、ぼくは急いで開いてみた。
二件の未読メール。
子猫が笑っている。
「久留美ちゃん!」
眠っている間に久留美からメールが届いていた。それも二件もの……。
『ショーゴ君、今までメールありがとう。このままサヨナラなんて寂しいです。あたしのこころは今揺れてるよ……。』
ぼくは驚いた! 自分の目を疑った。そして、もうひとつのメールを開いてみる。身体の内側から何かしらの感情が湧き上がり、微かに震えてくるのがわかる。
最初のメールから二分後に届いたメール。
『電話で話しませんか? 080-〇×○×○です。』
身体中の血液が逆流するかのごとく、ぼくはうれしさのあまり、リビングを飛び跳ねた。
「ウソォ! 久留美ちゃん」
携帯電話の液晶画面を見て、思わず大声を張り上げる! ぼくは急いで返信する。
『ゴメン、泣いてました。嘘! 寝てました(笑)電話していいかな?』
メールを送信する。なぜだか身体が震えてくる。
「夢だろうか?」
ぼくはソファーから立ち上がり、自分の頬を抓ってみる。確かに痛みが走る。これは夢じゃない! 現実だ。
ぼくは大きくバンザイをする。こんなにもうれしさに身体中が包まれたのは何年振りのことだろう。心臓の鼓動が、自分の耳で聞き取れるくらい大きな音を立てている。
“ドクン、ドクン、ドクン”
久留美からの返信メールが届く。開いてみる。