ガーデンテラス703号



それから自分のほうに強く引き寄せると、まだ寝起きの、いつもよりも少し体温の高い唇で、私に熱っぽいキスをした。


「ホタル、起きなきゃ……」

「うん」

そう言いながらも、ホタルは私の後頭部を押さえて引き寄せるばかりで、少しもキスを止めない。


「ホ、タル……」

言葉では牽制しながらも、私を求めるホタルの唇が心地よくて。

何度も落とされるキスを受け止めながら、私もそれを強く拒否はできなかった。

熱っぽいキスを繰り返しながら、ホタルがまだ下着しか身に付けていない私の太腿やお尻を撫でる。


「ホ、タル……」

ホタルの手の動きにビクリと反応すると、彼が身体を起こして、上にいた私をベッドに落として反転させた。

あっという間に私の上にのっかってしまったホタルの手が、キャミソールの中に入って付けたばかりの下着をあっさりと剥ぎ取る。



< 360 / 393 >

この作品をシェア

pagetop