㈱恋人屋 ONCE!
かなりの広範囲を見渡せる位置まで、私達は上昇していた。でも頂上まではもう少しある。
「キレイ…。」
思わず見とれてしまう景色には、懐かしいものもたくさんある。
四越、ジャックくんイチオシの「痛い」店、衝撃的なキスにより場所をはっきりと覚えているあの路地、戦いの場となった廃工場、恋人屋の隣にある占いの店、東都大学、私も襲われた銀行、幼い頃郁馬と遊んだ公園…。
どれも大切な思い出の場所。どれも仲間を見つけられた大切な場所。
今にして思えば、観覧車なんてデートのラストの定番だと思う。でも、私はこれが最高のデートのラストの場所だと思う。誰もがきっと、思い出を探せる場所だと思うから。
「紗姫。」
隣に座っている菜月くんが口を開いた。
「ん?」
「何たそがれてるんだ?」
「別にっ。」
すると菜月くんは少し言いづらそうに言った。
「キレイ…。」
思わず見とれてしまう景色には、懐かしいものもたくさんある。
四越、ジャックくんイチオシの「痛い」店、衝撃的なキスにより場所をはっきりと覚えているあの路地、戦いの場となった廃工場、恋人屋の隣にある占いの店、東都大学、私も襲われた銀行、幼い頃郁馬と遊んだ公園…。
どれも大切な思い出の場所。どれも仲間を見つけられた大切な場所。
今にして思えば、観覧車なんてデートのラストの定番だと思う。でも、私はこれが最高のデートのラストの場所だと思う。誰もがきっと、思い出を探せる場所だと思うから。
「紗姫。」
隣に座っている菜月くんが口を開いた。
「ん?」
「何たそがれてるんだ?」
「別にっ。」
すると菜月くんは少し言いづらそうに言った。