そのとき僕は
・あとがき・


 フランス映画のような、ゆるゆると流れる時間、そのようなものが書きたかったのです。起承転結の特にない、日常生活の感情の揺れ動き、その些細な瞬間を。

 うまくいったかは自信がありませんが、桜舞い散る季節を残すことには成功したかなと思います。

 我が家の前には桜並木があるんです。それで毎年、大変美しい景色をくれる。

 この作品に出てくる桜並木の小道は、京都にある「哲学の道」という場所をイメージして書きました。もうあまり景色も覚えていないけれど、こんな感じだったよな~って。

 どうか皆さんの新しい季節が、輝いたものでありますように。


明紫



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