こころ
手紙
そしてあたしたちは五ヶ月目にして初めて記念日を迎えることができた。たっちゃんは長文の手紙をくれた。
[今日で麻姫と出会って五ヶ月
ずっと一緒だからな!!
辰士より

オレと麻姫は去年の12月20日に運命的な出会いをしました。
今考えたらすごいことやと思いませんか?てか、スゲ〜よな!!赤い糸で結ばれてたから当たり前やんな〜♪
オレは麻姫という最高の女に巡り会えて幸せです。
一生一緒だよ。約束やで?(笑)
どんな時も、オレと麻姫は一生一緒☆
でも、いつからだろう…あんたの声、あんたの笑顔、あんたの顔、あんたの優しさ、あんたのスベテが大好きになったのわ...
本当に麻姫が好き。この想いが届かんかもしれんけどオレはこの気持ちだけでも伝えたい!!
振られるかもしれへんし、告らない方がいいのかもしれない。 でもオレはその時、何にも考えられなかった。しかしこれだけは思った。
「こんなチャンスんのがしたらもうにどとチャンスはない」と。
告ってよかったぁ〜!!あの時オレは麻姫の手をとり、おまえが好きだと、世界で一番好きだと、世界で一番愛していると!
だから一生離さない。離したくない。
オレは初めて心から守りたいと思える人ができたんだ。それが麻姫。月島麻姫。
いつも同じこといってごめんな...
だけど好きやねん!!めっちゃ好きやねん!!
だから一生オレの女でいてくれ。この胸に誓って↑↑↑(^-^)

君がいるなら、クリスマス、カウントダウン、いろいろあるけどそんなもの必要じゃない。君と一緒にいる事がなにより幸せだから!!生まれてきてくれてありがとう。
麻姫に心をこめて……
愛しています。」


長ッ!!!
でも見た目ヤンキーのたっちゃんがこんなに長い文を書いてくれて…こんなにも嬉しい手紙をかいてくれて…あたししか知らないたっちゃん。
ありがとう…
読む度に涙が溢れかえる。
あたしはたっちゃんに、何をしてあげれたのだろう…。
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