あいつと最後の恋愛・・・できますか
「拓弥も大学時代の人たちと付き合いがあるんで聞いてみましょうか?」

「いいの・・もうありがと」

「でお姉さんは聡さんと結婚するの?」

「え!・・・今は何も考えてないよ」

「そうですか・・・」

「何で?」

「お姉さんと付き合う前なんですが・・・飲み会で、彼女の話になったんですよ。
そしたら、聡先輩が、会社に好きな子がいるって言ってたんで、多分お姉さんのこと
だと思うんですが・・・」

「聡が?まさか」

「思っても届かない奴だって言ってたんですよ・・健二先輩もあいつかって言ってたんで」

「おかしいよね。拓弥も聡と私が一緒に働いていたこと知らなかったんだから
それに聡も拓弥が私の弟って知らなかったし・・・」

「え!あんなに仲がいいのに」

「そうよ。結婚式の2次会にも聡と健二、二人共行ってないでしょ」

「そうですよね・・でも拓弥のお姉さんって影で人気があったんですよ」

「そうなの?」

「高校生の時言われたことなかったですか?」

「忘れた。でも高校の時、聡を見てかっこいいって言ったことあったな・・・」

「その時ですよ。お姉さんが噂になったの」

「だから・・聡さんも、もしかして好きになってたのかもしれませんよ」

「ないない。絶対ない」

「意外とわかりませんよ」とニコッと笑っていた。

暫くして拓弥が帰ってきた。

「お帰り~」

「え!ねーちゃん」

驚いた顔で言ってきた。

< 160 / 441 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop