あいつと最後の恋愛・・・できますか
「玲・・・ごめんな急にこんなことになって・・・」

後ろから抱きしめてきた。

「あの・・・後にしてくれない・・ご飯作れない」

「いいよ・・後で・・」

「だめ・・時間ないでしょ」

「・・・わかった」キッチンを出て行ってソファーに寝転がった。

急いで食事の準備をしてると電話が鳴った。

聡がスマホで誰かと話ていた

「ああ・・わかってる・・これに掛けてこないでほしい・・・わかった・・じゃ向こうで・・」

「誰?」

「・・・川崎」

「って?何」

「ついてからのことで・・・」

聡の携帯番号を知っていることに苛立った。

でも仕方ない・・・昔の彼女だから・・・そんなことに腹をたてても仕方なかった

「玲・・・ごめんな」

「謝らないで」

テーブルに料理をのせて、ワインを注ぎ、準備ができた

「ご飯できたよ」

「ああ・・」

最後の夕食なのに・・・笑えない・・・そんな自分が嫌だった

「玲、乾杯」

「あ・・乾杯」

静かな食事が始まった。

「なぁ・・玲」

「ん?」

「ありがとう・・な」

真面目に言う聡に持っていたお箸を置いて向き合った
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