あいつと最後の恋愛・・・できますか
「いきなりの移動・・・長期の出張・・・それも海外・・・
前の俺なら・・・別れてたな・・・」

「え?」

「でも・・玲とは離れたくなかった・・・俺の最後の恋愛は・・・
玲で終わらせたかった・・・だから・・・結婚を決めたんだ」

まさか聡も最後の恋愛を決めていたなんて、思ってもいなかった。

「私もね・・・最後の恋愛にしようと思ってた。
聡で最後・・・この恋愛がダメになっても最後にしようと思ってた」

「じゃ・・・お互い何処かで決めてたんだな」

「そうみたいね・・・」

「俺の選択間違ってなかった~」

「私は・・・間違ってなかったかな?」

「え?聞くかそれ」

「嘘。間違ってなかった」

「今夜は最後だから・・・いっぱい玲を・・・」

「え?何?」

「全部もらう・・・」

その目にドキッとした。

「へ?!・・あ・・ごは・・ん食べ・・なきゃ・・」

「玲・・可笑しくなったか?」

「え?いや・・その・・」

聡が笑いだした。

「玲、早く食べよう」

恥ずかしくなって顔を赤くしながら食事の続きを始めた。

最後は笑えた・・・けど・・ドキドキも止まらなかった


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