あいつと最後の恋愛・・・できますか
「では・・始めますので・・・」

ヘアのセットから、メイクまで・・私はただ座っているだけでよかった。

ぼーっとしていると声が掛かった。

「新婦様・・どうかしましたか?」

「あ・・いえ・・いよいよだなと思って・・・」

「それじゃ・・今日はみなさんがあっと驚くような綺麗な新婦様に・
なりましょうね。新郎様を・・驚かしましょうね」笑顔で言ってくれた。

セットも終わり、ドレスも着て鏡に写る自分を見て驚いた。

「お綺麗ですよ・・・それにこのドレスは新婦さまの為のドレスですね・・」

薫子さんのデザインしたドレスは・・・見ただけで使っているものが違うと思った。

こんなにも高級なレース使いのドレスを見たことがなかった。

「さぁ・・行きましょう・・・」

控室まで歩いていると、すれ違う人がみんな振り返って見ていた。

近づくたびに今日の出席者が見えてきた。

双子ちゃんが私の前にやってきた。

「玲ちゃん!きれい!おひめさまだね」

「玲ちゃん!さとちぃね・・すっ・・ごくかっこいいよ」

「え?そうなの。じゃ・・楽しみにしてる」

そう言いながら控室に行くと、沙織と健二が私の両親と話ていた。

「お待たせ」と言いながら入ると、みんなが驚いた表情でこっちをみた。

「わぁ・・・あれ・・玲じゃないわ」

「聡がわかるかな?」

沙織と健二が笑いながら言いだした。

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