JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】


それから数日後、真佐から衝撃的なことを聞かされた。

ゆめちゃんと倉坂さんがイイ仲だと噂があると。

ゆめちゃんの口から流れた噂だと思うと真佐は言った。

ゆめちゃんは、別の部署の友達に倉坂さんとのことをいろいろ相談しているようで。

その友達がまた別の子に話しちゃったとか。


「結構、一緒にご飯行ってるみたいだよ」

「そうでしょうね。ええ、そうでしょう」


放心状態の私を見て、真佐が笑い出す。


「あんた、惚れ過ぎじゃないの?ははは。あんなモテ男を好きになったんだから、少しぐらい覚悟しときなさい」


私のおでこをコツンと突っついた。


突っつかれたおでこが、覚えている。

あの感触を。

倉坂さんを思い出して切なくなる。



あんなキスをしたくせに、あれから全然話しかけてくれない。


すれ違っても、目を合わせてくれないこともある。

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